『かこむの家』
Design by 岸本貴信
about house
土地探しから始まった家づくり。
エリアを絞る中で出会ったのは、奥行きのある細長い敷地だった。
周囲には住宅や公園、神社、田んぼが点在し、都市の中に程よいのどかさが残っている。
一方で三方を住宅とアパートに囲まれていたため、外部に対しては静かに閉じ、中庭を中心に据える構成とした。
囲まれた空間に光が落ち、やわらかく広がっていく。
中庭に面した廊下の先には、LDKや和室、二階のヌックとフリースペースへとつながる吹き抜けのある大きな一体空間が広がる。
扉や壁で分断せず、床や天井の高さの変化によって緩やかに領域を分けることで、同じ場所にいながらもそれぞれが心地よく過ごせる居場所を点在させた。
食卓を囲む家族と、その周囲に散りばめられた小さな居場所を、家全体がそっと包み込んでいる。
囲うことで生まれた静けさが、暮らしの安心感へとつながる住まいとしている。
Detail
| 構造 | 木造2階建 |
|---|---|
| 敷地面積 | 198.72㎡ |
| 延べ床面積 | 1F:77.84㎡ |
| 2F:37.67㎡ | |
| 建築面積 | 80.67㎡ |
| 床 | 1F:カンヌグリ、土間 2F:塩ビ |
| 外壁 | ラスモルタルの上エナメル塗装 ガルバリウム鋼板 |
| 撮影 | 朴の木写真室 |
















