『白雲の家』
Design by 岸本貴信
about house
住宅街の奥、細い旗竿を進むにつれて視界がひらけ、時間の流れが緩やかに切り替わる敷地。
周囲の喧騒から一歩距離を置いたその場所には、別荘地のような静けさと自然が残っていた。
土地探しから始まった住まいづくりでは、この環境そのものを暮らしに取り込むことを主題とした。
厳しい建蔽率・容積率の条件下でも、外部と連続するリビングやテラスを設け、雲の流れや木々の気配が日常に入り込む構成としている。
構造体や庇の木部はあえて現しとし、内外の境界にリズムを与えた。
納まりの精度や素材の切り替えを丁寧に積み重ねることで、伸びやかな余白が生まれている。
雲を眺め、自然とともに過ごす時間が、家族の記憶を静かに重ねていく住まいである。
Detail
| 構造 | 木造2階建て | |
|---|---|---|
| 敷地面積 | 172.42㎡ | |
| 延べ床面積 | 1F:47.30㎡ | 2F:37.57㎡ | 建築面積 | 51.21㎡ |
| 床 | 1F:オーク、土間 | 2F:杉 |
| 外壁 | ガルバリウム鋼板 | |
| 撮影 | 朴の木写真室 |


















